沖縄県警浦添署は4日、国指定史跡の浦添城跡(浦添市)にある王墓「浦添ようどれ」の壁面や近くのアーチ状門に、黒いスプレーのようなものでアルファベットや記号を描いた落書きが見つかったと発表した。署は文化財保護法違反の疑いで捜査する。
署や市教育委員会によると、3日午後、王墓の歴史などを紹介する施設の職員が見つけた。付近の防犯カメラには同日午前、何者かが落書きしているような様子が写っていたという。
浦添ようどれは13世紀ごろに築かれ、落書きがあったのは中山王・英祖王の墓。1989年に国指定史跡となった。(共同)
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