石川県珠洲市の入浴支援施設を視察する中谷防衛相(左)=5日午前

 中谷元・防衛相は5日、石川県・能登半島の記録的豪雨による被災地を訪れ、災害派遣中の自衛隊部隊を激励した。珠洲市では被災者への入浴支援を始めた現場を訪ね「地元の皆さんに元気を与える、非常に意味のある支援だ」とたたえた。

 道路から土砂や倒木を取り除く作業も見て回り、輪島市では航空自衛隊輪島分屯基地を訪問。隊員への訓示で「大変な被害への対応に加え、滞りなく警戒監視の任務に就いていただき、心から感謝申し上げる」と伝えた。石破内閣を「岸田内閣」と言い間違え、その後訂正した。

 能登半島地震に伴う災害派遣は8月末に終了したが、9月の豪雨で再び派遣。現在、約1100人態勢で活動している。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。