10月6日、将棋界最高峰のタイトル竜王戦七番勝負の第1局の2日目が東京都渋谷区で行われ、4連覇を目指す藤井聡太七冠が白星発進しました。

 5日・6日と東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で行われた竜王戦七番勝負の第1局。藤井聡太七冠に挑んだのは、藤井七冠のデビューからの連勝記録を「29」でストップさせた佐々木勇気八段(30)です。

 2日目の対局は6日午前9時、挑戦者・佐々木勇気八段(30)の封じ手が開かれ、対局が再開されました。

 攻め合いの中、藤井七冠がリードを広げ、午後6時半過ぎ、佐々木八段が投了し、藤井七冠が勝利しました。

 4連覇に向け、好スタートを切った藤井七冠は対局後「一手一手非常に難しい将棋だった。第二局以降は、先後が決まっての戦いになるので、しっかり準備していきたい」と話しました。

 敗れた佐々木八段は「じっくり考えてみると苦しい将棋だったと感じた。悔いの残る手はそんなになかった。結果は仕方がないので切り替えていきたい」と話しました。

 第2局は10月19日と20日に、福井県あわら市で行われます。

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