斉藤鉄夫国土交通相は8日の記者会見で、誘導路で不発弾が爆発した宮崎空港の再点検を来週中に始める見通しだと明らかにした。点検を検討する対象として、仙台、福岡、那覇の3空港のほか、新たに松山空港を加える方針も示した。旧軍用飛行場として使われ、過去に不発弾が見つかっていたことを踏まえた。

 宮崎空港では、爆発した誘導路の付近や滑走路周辺で地中を磁気探査。運航に支障がない早朝や夜間に行い、点検期間は数日程度とみている。

 斉藤氏は「さらに対象空港を追加するかどうか精査している。必要な対応を行い、航空の安全安心の確保を図る」と述べた。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。