5年前の参院選をめぐり河井元法務大臣から現金を受け取り公職選挙法違反の罪に問われた元広島市議2人について最高裁が上告を退けたことが分かりました。

伊藤昭善元広島市議は2019年の参院選で、河井克行元法務大臣から妻・案里元議員を当選させる目的で、現金50万円を受け取った罪に問われ罰金30万円・追徴金50万円の有罪判決を言い渡されていました。

伊藤元市議は1審・2審の判決を不服として上告していましたが、最高裁第三小法廷は今月7日付で、上告を退ける決定をしました。

また、同様の罪に問われ、罰金40万円・追徴金50万円の有罪判決を受けていた谷口修元市議も今月7日付で上告が退けられました。

これにより元市議の2人は有罪判決が確定することになり、公民権が5年間停止されます。

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