木くずのじゅうたんの上で目撃されたのは、ピンク色の体に背中には無数の針。
正体は、ハリネズミの赤ちゃんです。
10月1日に撮影された写真で、生後4時間の生まれたて。
大きさはわずか3cmほどで、何とも愛くるしい姿です。
群馬県にある動物園がこの様子をSNSに公開すると、「出産のとき、針で産道が傷つかないのかな?」「針は硬くないの?」と素朴な疑問が投げかけられました。
赤ちゃんハリネズミでも100本ほどあるという背中の針。
出産する時に母親を傷つけたりはしないのでしょうか。
草津熱帯園 飼育員:
生まれてくるときには針が立った状態ではなく、皮膚に埋もれ込んでいるような感じで産道から出てくるので、お母さんは痛くないらしい。
飼育員によると、赤ちゃんが生まれてくる時は針が寝ている状態のため、母親が傷つくことはないんだそう。
さらにその針の硬さも、1週間ほどたってもまだゴムのようなやわらかさ。
現在はすくすく成長し、だんだんと針もしっかりしてきた2匹の赤ちゃんハリネズミ。
母乳の奪い合いで、お母さんに針が刺さっているように見えますが…。
草津熱帯園 飼育員:
赤ちゃんのためなら多少の痛みも(我慢)。
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