ことしのコメの作柄について、東北農政局は「やや不良」との見通しを発表した。7月の大雨で被害があった最上・庄内の影響を受けた形となった。

11日、東北農政局は9月25日時点の県内のコメの作柄について、「平年を100」としたコメの「作況指数」を、県全体で「97」の「やや不良」との見通しを示した。
また、10アールあたりの予想収穫量は583キロで、去年と比べて6キロ少なくなった。

「やや不良」となった理由について、農政局は「田植え時の低温・7月の日照不足があったが、出穂期以降は天気に恵まれ生育は平年並みとなった。しかし、最上・庄内地域が7月の記録的な大雨で大きな被害を受け作況指数が下がったため」としている。

東北農政局はさらに調査結果をまとめ、11月中旬に再度見通しを発表する予定。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。