災害により電話やインターネットがつながらない孤立地域が発生したという想定で、10月17日に通信大手のNTT岩手グループが、通信機能を迅速に復旧させるための対応訓練を行いました。
NTT岩手グループの災害対応訓練には約100人が参加し、記録的な大雨による土砂崩れで電話やインターネットがつながらない孤立地域が発生したという想定で行われました。
参加者は断線した中継ケーブルの代わりに衛星や無線を使って回線を復旧させたり、橋が損壊し孤立しているエリアのためロケットランチャーを使い100メートル先までケーブルを届けたりと、災害対策機器の使い方の手順などを確認しながら対応していました。
NTT東日本岩手支店 後藤高宏支店長
「実際に災害対応ができる人材をつなげていけないと、東日本大震災のようなことがいつ起こるか分からないのでしっかりと訓練をして継承していきたい」
NTT岩手グループでは今後も緊急時の通信機能復旧のため技術の習得に力を入れていく方針です。
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