9月に宮崎市の暴力団事務所で発生した発砲事件を受け、宮崎県公安委員会は、六代目山口組と池田組を10月31日付けで「特定抗争指定暴力団」に指定することを決めました。

9月9日、宮崎市田代町の池田組系暴力団の事務所で発生した発砲事件を巡っては、対立する六代目山口組系の暴力団組員が逮捕・起訴され、警察が暴力団同士の抗争事件とみて捜査しています。

事件を受け、県公安委員会は、六代目山口組と池田組を県内でも「特定抗争指定暴力団」に指定することを決定。これにより、宮崎市が警戒区域に設定され、組員は、区域内の事務所への立ち入りや事務所の新設、対立する組員への接近などが禁止されます。違反した場合、3年以下の懲役や500万円以下の罰金が課されます。

指定期間は10月31日から12月7日までです。特定抗争指定暴力団への指定は県内では初めてとなります。

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