8月の豪雨や台風5号による被害など岩手県内でも自然災害が相次いでいます。
こうした災害に備え10月24日、盛岡市中心部で洪水や地震など緊急時の避難を想定した防災ウォークが行われました。

防災ウォークは地域の防災意識を高めてもらうため行われ、24日は盛岡市中心部・杜陵地区の住民36人が参加しました。

参加者は災害時の危険箇所などを確認しながら水害浸水地域に近い北上川の土手から避難所まで約1キロを歩きました。

この後、防災士が注意報や警報が出たときの避難するタイミングや地震時にはブロック塀から離れて歩くことなどをアドバイスしました。

防災士 荒屋敷武則さん
「歩いてみてどこに危険があるかどうか、いつどんな町に出かけても常に心がけて家族みんなで話をしてほしい」

参加者は、「(災害時)自分がその場でどんな危険があるかを想定しながら、それに対応していきたい」と話していました。

この地域では今後も積極的に防災訓練などをして災害時に慌てないよう備えたいとしています。

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