県内ではSNSを使った詐欺被害が相次いでいます。唐津市では60代の男性が警察官や厚生労働省の職員を名乗る男からSNSでのやり取りを要求され、1250万円あまりをだまし取られました。
警察によりますと今年8月、唐津市に住む60代の男性に厚生労働省職員を名乗る男から電話があり、「誰かがあなた名義で健康保険証を作成し薬の処方を受けている」と伝えられました。
その後、警察官を名乗る男からSNSでのやり取りを要求され、身の潔白を証明するためなどの理由で暗号資産のアプリをインストール。
1254万円相当の暗号資産を送金しだまし取られました。
また佐賀市では、50代の女性に有名ロックバンドのボーカルを名乗る男からSNSでメッセージが送られてきました。
女性は、「コンサート無料チケット」などの特典が付いた会員カードなどの名目で電子ギフト券を購入し約550万円をだまし取られました。
今年1月から9月までのニセ電話とSNS型投資・ロマンス詐欺の県内の被害総額は約7億8000万円にのぼり、警察は「SNSでのお金のやり取りは詐欺」と注意を呼びかけています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。