やり直しの裁判で無罪が確定した袴田巖さんが10月25日 衆院選の期日前投票に姉・ひで子さんらに付き添われ向かいました。

午後2時半頃 自宅を出た袴田巖さんと姉のひで子さん。支援者の車で向かったのは浜松市役所、衆院選の期日前投票所です。

袴田さんは58年前、当時の清水市(現在の静岡市清水区)で一家4人が殺害された事件で一度死刑が確定しましたが、やり直しの裁判で静岡地裁は無罪を言い渡し、10月9日に無罪が確定しています。

袴田ひで子さん:
これで選挙権が復活しました。ありがとうございます

袴田さんは死刑が確定した1980年に公職選挙法の規定で選挙権が失われていましたが44年ぶりに回復し、10月16日に衆院選の投票所入場券が届いていました。

これを受け、ひで子さんとともに期日前投票に出向いた袴田さん。支援者やひで子さんが付き添い一票を投じていました。

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