■大阪府内の中学校教師 盗撮で懲戒免職処分

大阪府熊取町立中学校の男性教師が、女子高校生などのスカートの中を盗撮したとして、大阪府教育委員会は免職処分としました。

大阪府教育委員会によると、熊取町立中学校の男性教師(24)は、去年4月からことし7月までに、少なくとも100回以上、女子高校生らのスカートの中を盗撮したということです。

被害にあった女性が警察に相談したことから事案が発覚したということです。

男性教師は、通勤途中や趣味のフィットネスジムに通う際に、最寄り駅のエスカレーターや階段で盗撮行為を繰り返したということです。

大阪府教育委員会は男性教師を懲戒免職処分としました。

男性教師は、現在も在宅で警察の捜査を受けていますが、府教委の聞き取りに対し、「ストレスを発散したかった」「撮影しやすいのでスカート姿の女子高校生を選んでいた。性的な関心もあるが、盗撮するスリルを楽しんでいた」などと話しているということです。

■大阪府立高校の男性教師 不適切発言で減給処分

また、大阪府立高校の男性教師(64)は、ことし5月、体育の授業でサッカーの試合を行った際、試合準備のため走って移動するよう指導したにもかかわらずゆっくりと移動していた生徒2人に対し、「あいつ耳聞こえないんか?ろう者なんか?」「目ついてないんかボケ。人間じゃないんか、あいつ」など不適切な発言をしたということです。

そのほか、靴ひもをしっかりと結ばなかった生徒に対し至近距離から、「そういうやつはぶち殺したくなる」と言ったということです。

男性教師は「より大きな声、強い言葉で指導すれば、授業がスムーズに進むと考えた」と話しているということで、大阪府教育委員会は、男性教師を3カ月の減給処分としました。

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