愛媛県新居浜市の会社員の女性が副業サイトで相手からメッセージでウソをつかれ、現金約32万円をだまし取られました。警察は25日に被害届を受け特殊詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは、新居浜市内に住む会社員の女性(20代)です。

警察によりますと女性は10月2日にSNSで副業の広告を見つけ、クリックしてアプリをダウンロード。日本人を名乗る相手から、「視聴した動画の画面を撮影・送信するだけで収入が得られる」とのメッセージを受け取り、画像のやりとりを続けていたところ、アプリ上で利益が加算され相手を信用するようになりました。

このあと指示役や指導役を装う相手から「他の副業として指定の口座にお金を振り込めば、高額な報酬を得られる」と誘われ、2日から16日にかけて現金及び電子マネー計約1万5000円分を振り込むと数千円の報酬を確認。すると「あなたのミスで損失が発生した」とウソをつかれて違約金の口実に現金の支払いを要求され、21日から24日までの間、現金約30万5000円を指定された口座に振り込みだまし取られました。

女性は要求される額が多くなっていることに不安を覚え金融機関に相談。金融機関が警察に連絡しました。

警察は特殊詐欺事件として捜査。副業を口実に少し儲けさせて大金をだまし取る詐欺が多発しているとして注意を呼びかけています。

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