衆院選で若者の投票率向上や政治参加を呼び掛けようと、学生による取り組みも行われた。
中央大学の投票啓発サークル「Vote at Chuo‼」は選挙期間中に計4日間、茗荷谷キャンパス(東京都文京区)で啓発企画を実施した。会場では、地方から上京している学生向けに不在者投票制度の仕組みを説明し、投票用紙を取り寄せる手続きをサポート。学生らが政治に望むことを紙に書き出してもらい会場の壁に張り出すなどしていた。
法学部2年でサークルの藤田星流(せいる)代表(21)は「不在者投票制度を知らずに投票を諦めていた学生もいたので企画の意義があった。政治は難しいと固定観念を持っている人も多いが、企画をきっかけに自分ごととして考えてほしい」と話した。
24日に会場を訪れた法学部1年の吉田明継(あきつぐ)さん(21)は「『投票先をどうやって決めるのか分からない』という人も多いが、少しでも政策に共感するところに投票してみるなどまずは政治に関わることが大事だと思う」と述べた。【木原真希】
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