岩手県一関市の名所、猊鼻渓は今がまさに紅葉の見頃です。3連休最終日の11月4日は、秋晴れのもと舟下りとともに美しい紅葉を楽しもうと多くの観光客が訪れました。

三倉茉裕子アナウンサー
「すっかりと深まった岩手の秋。きょうは川の上からの紅葉を存分に味わいます」

日本百景の一つとされる舟下りの名所、一関市東山町の「猊鼻渓」。約100メートルの断崖に囲まれた渓谷では、今がまさに見頃の紅葉を舟下りをしながら楽しむことができます。美しく色づいたモミジやカエデ、秋ならではの光景です。

4日の最高気温は近い観測地点の一関市千厩で18.7度を観測、秋晴れに恵まれました。

げいび観光センターによりますと、2024年は色の付き始めが例年より1週間から10日ほど遅れていましたが、最近の寒暖差で一気に進んだということです。

三倉茉裕子アナウンサー
「舟にゆったり揺られながら、赤や黄色と色鮮やかに染まる木々をみるとなんだか穏やかな気持ちになります」

この3連休には、外国人観光客を含めて1日2000人ほどが訪れたということで、4日も多くの人が絶景を楽しんでいました。

神奈川から来た観光客
「素晴らしい紅葉を見に来た。良い。舟も静かに流れるような感じで」

台湾から来た観光客
「ソー グッド。ベリーベリーグッド。アイラブイット」

猊鼻渓の紅葉の見頃は、あと1週間ほど続くということです。

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