熊本県ハンセン病問題啓発推進委員会が先日、合志市の国立療養所菊池恵楓園で開かれました。

このなかで県ハンセン病問題相談・支援センター『りんどう』が元患者家族に国から支給される補償金についての相談が今年度の上期は1件のみだったことを報告しました。

補償金をめぐっては申請期限が2029年11月まで5年間、延長されましたが、委員からは「申請すれば、周りに元患者家族と分かってしまうのでリスクが高すぎる」といった意見や、申請手続きの簡略化を求める意見などが出されました。

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