今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語が5日発表された。コメの品薄に伴って広まった「令和の米騒動」、米大リーグの大谷翔平選手の活躍を象徴する「50-50」などが入った。
大賞の発表は12月2日を予定している。
「令和の米騒動」はこの夏、SNSなどで話題になった。一部のスーパーの棚からコメが消える品薄となり、価格が高騰した。経済分野では7月発行の「新紙幣」、個人向け資産形成の新たな税制優遇の仕組み「新NISA」も候補に挙がった。
猫を題材としたショート動画で流行したのが「猫ミーム」。日常的な会話や体験談などを猫の動画と音楽に組み合わせる作品が人気になった。
大谷選手はドジャース移籍1年目でワールドシリーズを制した。個人記録ではメジャー史上初となる50本塁打・50盗塁を達成し「50-50」がエントリーした。
パリ五輪・パラリンピックにまつわる言葉も目立つ。日本馬術界に92年ぶりのメダルをもたらした総合馬術団体の選手らは昭和生まれのチームを「初老ジャパン」と呼び、話題になった。パラリンピックの車いすテニスの小田凱人(ときと)選手が金メダルを決めたときに口にした「やばい、かっこよすぎる俺」もノミネートされた。
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