11月6日朝、長野県野沢温泉村のキャンプ場近くでランニングをしていた男性がクマに襲われけがをしました。当時、一帯は霧が立ち込め男性は親子のクマにばったり遭遇したということです。

（記者リポート）
「この辺りの道でクマに襲われたということです。住宅などはなく、とても静かなところです」

6日午前6時半ごろ、野沢温泉村の上ノ平高原スタカ湖キャンプ場近くを1人でランニングしていた63歳の男性が突然、親子とみられる2頭のクマと遭遇。

体長1メートルほどの親グマとみられるクマに頭をかまれた他、左肩をひっかかれましたが、軽いけがとみられます。

警察などが捜索しましたが見つかっておらず、近くの住民に注意を呼びかけています。

当時、一帯は霧が立ち込め視界が悪かったということです。

今年、県内では人身被害が相次いでいて、これで13人となりました。目撃情報も多く県は北信など5地域に11月14日まで「出没警報」を出しています。

県は「今は冬眠前でエサを求めて動き回ることが多い。山林に入る際は音の出るものなどを携帯してほしい」と呼びかけています。

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