航空自衛隊芦屋基地は7日、複数のわいせつ事件で実刑判決を受けた21歳の男性隊員など3人を懲戒処分にしたと発表しました。
このうち芦屋救難隊に所属する21歳の男性2等空士は7日付で懲戒免職処分となりました。
芦屋基地によりますと、2等空士は去年12月から今年1月にかけ福岡県水巻町や北九州市で10代から20代の女性8人の体を触るなどした罪で11月1日に懲役2年8カ月の実刑判決を受けました。
また、第3術科学校業務部の50代の防衛技官は2022年8月ごろまでの1年あまりの間に後輩隊員を複数回殴ってけがをさせたほか、別の後輩隊員をバインダーで殴るなどして全治1週間のけがをさせたということで、芦屋基地はパワハラ行為と認定し停職5カ月としました。
さらに上司にあたる50代の3等空佐についても規律違反を認識しながら適正な処置を怠ったとして減給1カ月(30分の1)の懲戒処分としました。
芦屋基地の北川英二司令は「規律違反が生じて誠に遺憾。再発防止に万全を尽くす」とした上で、「特にハラスメントは容認できない行為であり指導を万全にする」とコメントしています。
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