(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時30分現在
◆雪起こし
初秋の雷は“雪起こし”と呼ぶことがあります。
冬の初めは、日本海の海水温が高く、雪雲が発達し雷を伴うことがあります。
けさの札幌は雷が発生しました。
雪を呼び込む雷で、札幌市中央区は最大6センチの積雪となりました。
◆今夜の雪
日本海側やオホーツク海側は、さらに雪が続きそうです。
あす朝までの降雪量は留萌南部、北空知や、オホーツク海側の山沿いで10センチ以上です。
札幌市内は、中央区で3センチ、南区や手稲区の山間部を中心に10センチで、
軽く雪かきが必要かもしれません。あす朝も早めに起きたほうが良さそうです。
◆あす8日(金)の天気・気温
明け方までに雪がやむ所が多いでしょう。
留萌地方は回復が遅く、昼前まで雪が残りますが、
午後は、晴れる所が多いでしょう。
朝は、太平洋側側で、冷え込みが厳しくなりますが、
日中は、全道的に前日より3℃前後高い所が多く、
厳しい寒さは少し緩みそうです。
◆札幌の10日間予報 8日(金)~17日(日)
週末は青空が戻り、気温は10℃以上です。
紅葉も終盤ですが、まだ秋の行楽も楽しめそうです。
週明けの11日(月)の朝は、にわか雨がありますが、
すぐに回復し、来週も、10月並みの気温となりそうです。
特に、15日(金)は、季節外れの17℃まで上がるでしょう。
しばらく雪予報はなく、根雪は12月に入ってからとなるかもしれません。
◆全道の週間予報 8日(金)~14日(木)
週末にかけて、高気圧に覆われ、各地で青空が広がるでしょう。
小春日和となりそうです。
来週は、周期的に天気が崩れますが、平地で降るのは雨で、
季節はゆっくりと進んでいきそうです。
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