小学校の同窓会費などから現金約16万円を横領したとして、北海道北部の苫前町の小学校に務める52歳の男性教頭が懲戒免職となりました。

 北海道教育委員会が11月7日、発表しました。

 道教委によりますと男性教頭は、前任地の羽幌町の小学校で、2022年3月から10月にかけて、自身が管理していた同窓会会費などの通帳から、5回に分けて15万7742円を引き出し、横領しました。

 教頭は横領した現金でたばこや文房具などを買っていたということです。

 教頭が転勤した直後の2024年4月上旬、後任の教頭が不審な現金の出入りに気づき、横領が発覚しました。

 道教委の調べに対し教頭は「仕事にストレスを感じていた」と横領を認めています。

 教頭が全額返済したことから、道教委は警察に被害届を出していませんが、7日付で懲戒免職としました。

 これに伴い前任校の61歳の校長も管理監督責任があったとして、戒告処分となっています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。