愛媛県松山市で6日夕方、伊予鉄道の走行中の路面電車で扉が突然開きました。国は重大インシデントと判断し、運輸安全委員会が現場などで調査に7日から2日間あたりました。

運輸安全委員会によりますと、伊予鉄道の路面電車が6日午後5時頃に松山市勝山町を走行中、前方の左側の扉が突然開いて運転士が緊急停止しました。電車には乗客約20人が乗っていてケガはありませんでした。

国は重大インシデントと判断。運輸安全委員会の事故調査官3人が7日から8日まで、現場の状況の確認や担当者などの聞き取りにあたりました。

運輸安全委員会・横飛雅俊鉄道事故調査官:
「ドアが開いたあと車両が停止してますので、その停止位置とか事象が発生した現場付近の状況を確認しておりました」

この電車は道後温泉駅からJR松山駅前に向かう途中、警察署前の駅を出発したあとに扉が開いたということです。

運輸安全委員会は調査の結果をまとめたあと、公表することにしています。

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