リニア中央新幹線のトンネル工事現場近くの住宅で、地中から水と気泡が湧き出し、JR東海が工事を一時中断しました。
JR東海によりますと、10月22日、東京・町田市の住宅の庭で地中から水と気泡が湧き出ているのが確認されました。
現場付近は、リニア新幹線のトンネル工事を行う「小野路工区」があり、本格的な掘削を行う前に、工事による地上への影響などを検証する「調査掘進」が行われていました。
連絡を受けたJR東海は、因果関係を調べるため工事を一時中断しました。
湧き出た水や気泡は2日後には止まり、検査の結果、健康や環境に影響はないということです。
一方、周辺住民の団体が8日に会見を行い、JR東海に対して「原因分析に基づいた安全対策」などを求め、早期の原因究明を訴えました。
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