看護師による入院患者への暴行事件があった東京・八王子市の精神科病院をめぐり、市民団体が市議会に対し、病院の指定医療機関の取り消しを求める考えを示しました。

看護師が入院患者に暴行する事件が起きた八王子市の精神科病院、旧・滝山病院(現・希望の丘八王子病院)をめぐって、現在も入院する患者の転院や退院を支援する市民団体が8日、八王子市役所で会見を開きました。

団体は旧滝山病院が現在、生活保護受給者が受診する医療機関として指定されていることについて、指定を取り消す行政処分を求め、八王子市議会に陳情を提出するということです。

団体は「指定が取り消されれば、全国の精神科病院に対して、社会は虐待を絶対に許さない、という強いメッセージになる」とコメントしています。

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