11月24日の運行開始が決まった熊本市電の新型車両2400形=熊本市西区の上熊本車庫で2024年9月8日午後1時38分、中村敦茂撮影

 熊本市交通局は8日、市電に10年ぶりに導入する新型車両2400形の営業運転を24日に開始すると発表した。初めての3両連接車両で、定員は従来の車両平均の1・5倍の112人。一部の電停で発生している乗客の「積み残し」や混雑の緩和が期待される。

 2編成を同時に投入する。8~10月にメーカーから引き渡しを受けた後、試運転や運転士の習熟訓練など準備を進めていた。市交通局は2030年度までに新型車両を計12編成導入し、老朽化が進む車両の更新を図る方針。【中村敦茂】

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