JR西日本は、福知山線脱線事故の事故車両を保存する施設について、公開する対象などを遺族らに説明しました。

JR西日本は9日、福知山線脱線事故の遺族や負傷者に対し、2025年12月の完成を目指す事故車両の保存施設を、当面、遺族ら以外には非公開とする方針を伝えました。一方で例外として、事故当時、救助に携わった警察・消防の職員や、運輸事業者の安全担当者などには、公開する方針だと説明したということです。
【事故で負傷した小椋聡さん】「車両はリアルなものなので20年を迎える今の段階では(一般公開は)無理なんじゃないかなという気持ちはわかる。これにはかなり時間をかけて向き合う必要がある」
また、JR西日本の長谷川一明社長は会見で、将来的な一般公開の可能性について「社会に広く伝える方法になりうる」と初めて明言しました。

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