沖縄県の玉城デニー知事は11日、沖縄本島北部地域での大雨被害について「被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げる。一日も早い復旧に向けて、あらゆる方策を講じて全力で取り組んでいく」とのメッセージを出した。
県は同日、大雨警報の解除や市町村の被災調査が本格化したことを受け、池田竹州副知事を現地に派遣。知事は「直接、被害の実態を把握し、早急な災害応急対策につなげていく」と強調した。
北部地域では9、10両日に猛烈な雨が降り、土砂災害や浸水害に見舞われた。気象庁によると、東村では同日午後7時までの48時間雨量で639・0ミリを記録し、観測史上最大を更新した。住家浸水や土砂崩れが多数発生したほか、大宜味村では浄水場の浸水によって断水が続いている。
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