長崎市の80代の女性が長崎署の警察官を名乗る男からかかってきた「銀行口座が不正に使われている」というニセの電話を信じて通帳を渡し、約190万円をだまし取られました。
被害にあったのは、長崎市内に住む無職の80代の女性です。
警察によりますと、10月29日、長崎署のタナカを名乗る人物から「銀行口座から不正にお金が引き出されている。調べる必要があるので、アサクラという警察官に通帳を全部預けてほしい」などと電話がありました。
信じた女性は この当日、自宅を訪れたアサクラを名乗る男に、自身の通帳7通などを手渡しました。
女性の口座からは現金約190万円が不正に引き出されていて、女性は翌日、通帳について尋ねようと長崎署に問い合わせ、被害に気付いたということです。
警察は、通帳やキャッシュカードを他人に預けたり、暗証番号を教えたりしないよう注意を呼びかけています。
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