過激派・革マル派の活動家らが、新型コロナ給付金などを不正に受給した疑いが強まり、東京都内のアジトを警視庁公安部が家宅捜索しました。

公安部は12日朝から、東京・新宿区の革マル派のアジトに詐欺容疑で家宅捜索に入りました。

このアジトに住む20代から30代の複数の男女が2022年以降、新型コロナウイルスの給付金や物価高騰対策の支援金を不正に受給した疑いが強まったということです。

活動家らは、親の扶養に入っているにもかかわらず、うその申請をして不正受給していたとみられ、公安部は活動資金に充てたものとみて全容解明をする方針です。

1963年に結成された革マル派は、内ゲバやテロ・ゲリラ事件を次々に起こした極左団体で、警視庁公安部が家宅捜索をするのは7年ぶりです。

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