大阪市東住吉区のマンションで、女性が刺殺され元夫が逮捕された事件で、司法解剖の結果、女性の死因が失血死だったことが分かりました。
10日夜、東住吉区湯里にあるマンションの共用廊下で橋野美保さん(52)が刃物で刺され死亡しました。
警察は美保さんと20年ほど前に離婚した無職の橋野忠司容疑者(51)を殺人の疑いで逮捕しました。
現場では男が美保さんに覆いかぶさり包丁のようなものを振りかざす様子が目撃されていて、司法解剖の結果、美保さんの死因は失血死で、大量出血したことにより短時間で死亡していたことが分かりました。
美保さんの胸や腹には39カ所の刺し傷や切り傷などがあったということです。
橋野容疑者は「私が殺したのかどうかは覚えていません」などと容疑を否認していますが、警察は2人の間にトラブルがあったかどうかを含め、動機の解明を進めています。
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