八代市の自宅で同居する父親を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判は12日論告公判が開かれ、検察側が懲役14年を求刑しました。
求刑を受けたのは、八代市坂本町の無職、志水 友和 被告(48)です。
起訴状などによりますと、志水 被告は去年9月、自宅で同居していた父親の志水 正春さん(当時73)の顔などをおので複数回切りつけ、殺害した罪に問われています。
検察側は12日の論告で「強固な殺意に基づく残虐極まりない犯行」と指摘し、懲役14年を求刑。
一方、弁護側は「志水 被告は幼少期に父親から暴力を受けていて、極限の精神状態で犯行に及んだ」などと主張、懲役7年程度が相当と訴えました。
判決は14日言い渡される予定です。
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