大規模な地震とともに火災が発生したことを想定した訓練が13日、宮崎県庁で行われました。

訓練には、県庁の職員約2000人が参加。日向灘南部を震源とする震度6強の地震が発生し、庁舎で火災が起きた想定で、初期消火の流れや安全な場所に迅速に避難するまでの動きを確認しました。

訓練のあと、吉村達也総務部長は、南海トラフ地震が今後40年以内に90%程度の確率で起こる可能性があると話し、日頃からの備えを呼びかけました。

(宮崎県 吉村達也総務部長)
「改めて一人一人が緊急時に何をするべきか確認するとともに、常在危機の意識のもと、日頃からの備えに万全を期すようお願い申し上げます」

災害発生時に県民の命と財産を守る県庁の職員たち。訓練を通して、防災・減災の意識を新たにしていました。

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