■死亡したのは近所の『95歳女性』と判明

 札幌市西区で11月11日、道路を横断していた女性が大型バスにはねられて死亡する事故が発生し、その後の調べで、死亡したのは近くに住む95歳の女性であることが分かりました。

 この事故は11月11日午後3時40分ごろ、札幌市西区八軒5条西1丁目の道道交差点で発生しました。横断歩道を歩いていた女性が、右折してきた大型バスにはねられ、死亡しました。

 当初、女性の身元は不明でしたが、その後の調べで、死亡したのは近くに住む無職の佐藤フサ子さん(95)であることが判明しました。

■現場は信号機付きの交差点 事故当時は双方が青信号か

 バスは学校の生徒の送迎に使用されていましたが、事故当時、生徒は乗っておらず、バスには運転手と学校職員2人が乗車していましたが、2人にケガはありませんでした。

 この事故では、余市町に住むバスの運転手の男(53)が過失運転致死の現行犯で逮捕され、調べに「車を運転して相手をひいたことに間違いない」と話しています。

 現場は信号機付きの交差点で、事故当時、双方が青信号だったとみられています。警察によりますと、事故直前、佐藤さんとバスは同じ方向に進んでおり、バスが右折して横断歩道に差し掛かった際、運転手が右後方から近づいてきた佐藤さんに気付かず、そのまま巻き込んだとみられています。

 警察が事故の原因などについて詳しく調べています。

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