危険運転致死傷罪の要件見直しについて、法務省の検討会は、「速度やアルコール濃度の数値基準を規定することが考えられる」とした素案を示しました。
危険運転致死傷罪は、飲酒運転や法定速度をはるかに上回る事故でも適用できないケースがあり、要件が曖昧と指摘する声も出ています。
この要件見直しを議論している法務省の検討会は、「個人差に関わらず一律に要件を満たす、アルコール濃度の数値基準の規定が考えられる」とした素案を示しました。
具体的な数値として、呼気1リットルにつき0.5mgなど、3つの選択肢が有り得るなどの意見が出たということです。
一方、速度については一定以上のスピードの規定として、最高速度の2倍や1.5倍を基準とする案が示されたということです。
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