盗撮などの疑いで逮捕された「S級盗撮魔」や「盗撮マスター」などと名乗る男ら7人について、警察は合わせて28事件を送致し、捜査を終結したと発表しました。
静岡県の会社員・金沢勇太被告(24)は2023年10月、静岡県浜松市のアニメショップで、女性のスカートの中をスマートフォンで撮影し、LINEで4人に画像を提供した罪などに問われています。
警察によると、金沢被告は盗撮画像を共有するSNSグループの管理者で、自らを「S級盗撮魔」「盗撮マスター」などと名乗っていました。
金沢被告は調べに対し「(グループ内で)盗撮を評価されることで承認欲求が満たされ、自分の生きがいになっていった」などと話し、容疑を認めているということです。
■やり取りされた画像の多くは学校内で女子中学生・高校生を撮影したもの
また、警察は他にも、グループ内にいた中学生から大学生の男6人(当時16~21歳)について、盗撮画像を共有するなど合計28件の事件に関わっていたとして検挙したということです。
【SNSグループでのやりとり】「今日学校のいちばんかわいい先輩のこと盗撮できました。無事です」
警察によると、SNSグループには中学生2人と高校生13人を含む合計28人の男が所属していて、やり取りされた画像の多くは学校内で女子中学生・高校生を撮影したものだったということです。
■盗撮の頻度を指示する投稿も
【SNSグループでのやりとり】「エスカレーター狙って欲しい」「可愛い人と使う駅同じなんですけど。通学する時その子待ち伏せして毎日盗撮するのってどう思います?」
また、駅のエスカレーターで女性を待ち伏せして撮影した動画もあったほか、「1週間に1回」などと盗撮する頻度を指示する投稿もあったということです。
警察は、グループ内の男全員に指導・警告を実施し、グループについては解体したということです。
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