滋賀県大津市で担当の保護司の男性を殺害した疑いで逮捕された男が、殺人などの罪で起訴されました。

無職の飯塚紘平被告(35)は、ことし5月、大津市で保護司の新庄博志さん(当時60)をナイフやおので複数回刺すなどして殺害した疑いで、6月に警察に逮捕されました。

警察によると、新庄さんは保護観察中の飯塚被告の立ち直りを支援していて、自宅で面談していた際に飯塚被告に襲われたとみられています。

警察の調べで、飯塚被告は「私はやっていませんし、何も答えたくありません」と容疑を否認していました。

大津地検は、飯塚被告の当時の精神状態などを調べる鑑定留置をおよそ5カ月間行った結果、「刑事責任を問える」と判断し、18日、殺人など3つの罪で起訴しました。

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