来年4月開幕の2025年国際博覧会(大阪・関西万博)を控え、警察庁の露木康浩長官は20日、開催地を管轄する大阪府警の本部庁舎を訪れ、警備担当者らに「諸対策を着実に進めてほしい」と訓示した。
府警の万博対策本部と警備部万博警備対策室の室員ら約70人を前に、露木長官は「要人を含む来場者の安全と円滑な運営確保は開催国としての重要な責務」と強調。入念な準備とともに、警備や規制などへの理解を求める情報発信を呼びかけた。
万博は10月13日までの半年間で、約2800万人の来場が見込まれる。露木長官は19日、会場の人工島、夢洲(ゆめしま)を視察。会場内や周辺環境など要人警護や雑踏事故対策の現場を確認した。
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