福井市の学校給食センターから提供された給食に異物が混入していた問題について、このセンターは21日と22日の2日間、給食の提供を停止し、施設内に原因はないか調査を進めていますが、今のところ原因や混入の経路などはわかっていません。
        
20日、福井市の清水東小学校の給食で、とうふのみそ汁の中に異物が入っていたことを、検食した校長が児童に提供する前に発見しました。
  
これを受けて給食センターは、同じ献立の提供を受けている市内の小中学校22校に「とうふのみそ汁から異物が発見された」と連絡し、みそ汁を食べないようにマニュアルに沿って指示しました。
  
異物は1.5ミリ角の透明な粒状のもので、現在、専門機関による成分調査が進められています。
  
福井市学校給食センターは、2024年4月から稼働を始めた新しい施設で、20日に異物の混入が見つかった清水東小と、13日に異物混入が発見された春山小、光陽中はこのセンターから配送された給食でした。
 
立て続けに2度、異物が発見されたことを受け、センターは21日、給食を提供している市内46の小中学校について、21日と22日の2日間、給食を停止し施設内を調査。調理器具に限らず壁なども含めてくまなく調べています。
 
これまでのところ調理器具や設備の破損などが見当たらないことから、搬入の際など外部からの混入の可能性が高いとみて調査を進めているということです。
  
週明けから給食が再開できるかどうかは、22日に方針を示すということです。
        
福井市内には小学校51校、中学校が23校あり、このうち46校がこの福井市学校給食センターから給食が配送されているということです。

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