横田めぐみさんの弟で、拉致被害者家族会代表の横田拓也さんが与野党の議員にそれぞれ講演。全党が一致して問題の解決にあたる姿勢を求めました。

北朝鮮で撮影されためぐみさんの写真を示し、「これだけ悲しそうな姉の顔は見たことがない」と11月21日、山梨県で訴えていたのは、拉致被害者家族会代表の横田拓也さん。

聴衆は自民党の若手議員です。

【拉致被害者家族会 横田拓也 代表】
「全拉致被害者が帰ってくることを、石破首相のリーダーシップを持って47年、50年近くかかっている人権問題・拉致問題を解決してほしいと思っている」

また、「被害者の救出に向けては家族会だけでは戦えない」と述べ、協力を求めました。

その後、横田さんは国民民主党の国会議員の元へ。

【国民民主党 玉木雄一郎 代表】
「(拉致問題に)進展がないことに対して、政治家として誠に申し訳ないという気持ちでいっぱい」

さらに玉木代表は、「先の選挙で仲間が増えた。心を一つにして拉致問題に取り組みたい」と強調。

【拉致被害者家族会 横田拓也 代表】
「国民民主党の皆様からも、日本政府がぶれないように、それを後押ししていただきたいと思っている」

残された時間の少ない拉致問題。被害者家族は「全党での取り組み」を望んでいます。

【拉致被害者家族会 横田拓也 代表】
「与党に言うことも大事。野党に言うのも大事。どこの党に言うのも大事ということを考えると、きょうの機会はとても重要だったと思っている」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。