人や物の動きが活発になる年末年始を前に、地域の住民に防犯の意識を高めてもらうイベントが27日、福岡市南区で開かれ、ミュージカル俳優が演劇で詐欺被害防止を呼びかけました。

福岡市の南市民センターで開かれた「南区歳末防犯大会」には警察や地域の住民、小学生など約300人が参加しました。

大会では、南区出身で元ハウステンボス歌劇団の舞台俳優、煌海柚希(きらみ・ゆうき)さんと福岡県宅建協会南部支部の宮内久滋支部長が1日警察署長に任命されました。

煌海さんなど5人は歌とダンスを盛り込んだ華やかな舞台を披露し、「絶対にもうかる」などとうたうSNSやインターネット上の投資話などに注意し、詐欺被害にあわないよう呼びかけました。

また、福岡県宅建協会南部支部からは地域のボランティアがパトロール活動に使う「青パト」が16年連続で寄贈されました。

南警察署は年末年始に向けて車上狙いなどの街頭犯罪やニセ電話詐欺、飲酒運転などをなくし、安全・安心なまちづくりのため、地域との連携をさらに進めていきたいとしています。

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