11月27日の日中は冬を忘れるような“小春日和”となった。平年と比べて7℃近く暖かくなったところもあり、季節が逆戻りだ。

福島テレビ・松山理穂アナウンサー:「手元の気温計ではすでに20度を超えています。冬ならではのピリッとした空気は全くなく、長袖だと暑いくらいです」

27日の福島県内は、暖気が流れ込んだ影響で、最高気温が浪江で19.7℃、広野で19.2℃、福島で19℃などと各地で上昇。福島市では平年と比べて6.9℃も高くなり、街を歩く人たちの服装に変化が…。
横浜からの観光客は「(今、上着を脱がれてたのでどうしてかなと思って?)…暑いの!暑くなってきた」と話す。大学生は「自分長袖着てきたんですけど、ちょっとここ来て、あ、暑いなと思って今半袖になっちゃったんですよね。僕的には(半袖で)けっこうちょうどよくなってるかなって思います」と話し、市内に住む女性は「3ヵ月くらい季節が戻っているって感じで、今だったらもう冬の厚いコートを着たりするんでしょうけど」と話す。

小春日和の影響はランチタイムにも…。
福島市の蕎麦店「喜多八」では、ほとんどの客が温かい蕎麦を注文する日も最近あったが、27日は約4割が冷たい蕎麦だった。
利用客は「普通(この時期は)温かい方がいいんですけど、きょうは気温がだいぶ暖かいので…冷たいのでおいしいです」「陽気に誘われて、きょうは冷たいのがいいかなという感じで注文しました。ちょうどよいですね」と話していた。

一方、28日は“冬晴れ”が予報されていて、寒暖差に注意が必要だ。

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