11月27日、能登半島地震による家屋の解体が進む石川県珠洲市の解体現場で、岩手県北上市の70代の作業員の男性が油圧ショベルに接触し、死亡しました。
石川県の珠洲警察署によりますと、11月27日午前8時ごろ、珠洲市内にある能登半島地震で被災した家屋の解体現場で、油圧ショベルの先端のフォーク部分が、作業をしていた北上市相去町に住む71歳の解体作業員の男性の頭部に接触しました。
男性は珠洲市内の病院に運ばれましたが、約3時間後に死亡が確認されました。
死因は多発頭蓋骨骨折でした。
珠洲署によりますと、男性は事故当時、同僚の作業員7人で作業をしていて、ヘルメットを被っていたということです。
警察ではショベルを操縦していた作業員から話を聞くなどして、事故の原因を詳しくしらべています。
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