「年収の壁」引き上げなど国会で税制改正の議論が進む中、福岡市では29日、中学生が一日税務署長となり業務に臨みました。
博多税務署の一日税務署長を務めたのは、福岡市の東福岡自彊館中学校3年の城戸孝介さん(15)です。
城戸さんは全国から43万あまりの応募があった中学生の「税についての作文」で博多税務署長賞に選ばれたことから、一日税務署長を委嘱されました。
緊張した面持ちの城戸署長は署長の椅子へ。
署員から上がってきた文書への決裁を行うなど、署長の業務に臨んでいました。
◆一日税務署長 城戸孝介さん
「今103万円の壁とか言われていて、税金もどうなるのか議論されているので、そこについて調べて理解できたらいいなと思います」
「税についての作文」を募集する国税庁では、作文を通じて税についての関心を持ち、正しい理解を深めてほしいとしています。
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