「闇バイト」を通じて、大阪市内の住宅に侵入するよう実行役に指示した男が、被害者について「狙うのは詐欺師」と嘘の説明をしていたとみられることが分かりました。

闇バイトグループのリーダー格で指示役の今井裕治被告(37)は、ことし4月、実行役の島宏至被告(21)と共謀して大阪市淀川区のマンションに侵入した罪で起訴されました。

警察へのその後の取材で、島被告は今井被告から被害者について、「狙うのは詐欺師」だと説明を受けた旨の供述をしていることが新たに分かりました。

警察は、今井被告が嘘をついていたとみています。

また、今井被告のスマートフォンからは、闇バイトに応募してきたとみられる6人の身分証明書などの写真が見つかったということです。

警察は、今井被告が複数の事件に関与しているとみて捜査しています。

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