日本のプロ野球と米大リーグで活躍し、今季限りで現役を引退した元ヤクルトの青木宣親さん(42)=宮崎県日向市出身=が5日、県庁に河野俊嗣知事を表敬訪問した。
河野知事が「素晴らしい実績を残され、県の誇り」とたたえると、青木さんは「県民の声援もたくさんもらい、お陰様でいい野球人生を歩むことができた」と感謝を述べた。青木さんは現役時のユニホームを河野知事に贈った。
表敬後、報道陣の取材に応じた青木さんは21年間の現役生活を振り返り、「毎日毎日、自分の限界に挑戦する、そんな連続だった。本当にいい経験をさせてもらった」。今後について問われると「野球界の発展を願いつつ、いろんなことにチャレンジしていきたい」と話した。
青木さんは日向高から早大を経て、2004年にヤクルトに入団。シーズン200安打以上を2度、首位打者を3度、最多安打を2度獲得した。12年に米大リーグに移籍して6年間プレーし、18年にヤクルトに復帰。日米通算2730安打で現役を終えた。【下薗和仁】
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