6日正午過ぎ、東京・渋谷区の自宅で、歌手で俳優の中山美穂さんが亡くなっているのが見つかりました。
死因は、ヒートショックなどの可能性もあるということです。

中山さんのこれまでの活動などについて、芸能リポーターの駒井千佳子さんとお伝えします。

――このニュースを聞いて、どのように感じられましたか?

芸能リポーター・駒井千佳子さん:
一瞬、信じられなかったですね。年齢的なことを考えても、ここ数年の精力的な活動状況を考えても、何か間違ったニュースなんじゃないかとすら思いました。

――ご病気という情報も特になかったわけですよね?

芸能リポーター・駒井千佳子さん:
一切ないですね。昨日もインスタグラムを更新していまして、少し前に展覧会を見に行った時の写真をアップしていたり、ライブの時のすごく楽しそうな笑顔の写真がたくさん上げられていました。なので、体調が悪いとかっていうことも全く感じることはできませんでした。

中山美穂さんは“ミポリン”の愛称で親しまれ、老若男女問わず愛された方でした。

1985年に歌手・俳優デビューされ、2025年で40周年でした。

歌手としては、「NHK紅白歌合戦」に7年連続で出場し、「世界中の誰よりきっと」は200万枚近く売れるような大ヒットを記録。世界中でカバーされるような曲でした。
6日もコンサートの予定があったということです。

俳優としても日本アカデミー賞をはじめ様々な賞を受賞するなど、歌手としても俳優としても輝かしい実績を持っていらっしゃる方でした。

――やはり、40周年というのは特別ですよね。

芸能リポーター・駒井千佳子さん:
特別ですよね。10年刻みで周年をお祝いする方がとても多いですけど、それでも40年ってなるとなかなかないですよね。ご本人も、いろいろ準備をしていたでしょうし、ファンの方も楽しみにしていたでしょうし。その40年を見据えて、2023年、2024年と続けてコンサートツアーを行ってきてたわけですよね。

歌手としての活動については、183.5万枚のヒットを記録したWANDSとの「世界中の誰よりきっと」をはじめ、104万枚のミリオンヒットとなった「ただ泣きたくなるの」、「遠い街のどこか…」や「HERO」など大活躍をされていました。

6日も午後7時から大阪でクリスマスコンサートの予定だったということですが、公式サイトで中止を発表しています。

2025年で芸能40周年ということで、2025年も4月から6月にかけて全国ツアーを行う予定があるなど、精力的に活動されている状況でした。

一部の情報ですと、6日午前7時まではLINEでやり取りをしていて、その後待ち合わせ場所に現れなかったということで、スタッフが自宅まで行ったところ、亡くなったことが分かったということです。

――駒井さんにとって思い出の作品はありますか?

芸能リポーター・駒井千佳子さん:
個人的には岩井俊二監督の映画「Love Letter」ですね。この作品で、たくさんの主演女優賞を取っているんですけど、それまで明るくてかわいらしい役が多かったミポリンが、あそこで本当に女優として大きく羽ばたいたという感じがしていて。

――「Love Letter」においては、アジアだったり世界中に発信されて認知度が急激に高まりましたよねその作品で。

芸能リポーター・駒井千佳子さん:
そうですね。ファン層がぐっと変わりましたそこから。

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