兵庫県加東市の遊園地で立体迷路の床が抜け、6人が重軽傷を負った事故で、警察は当時の支配人らを書類送検しました。
■立体迷路の床板抜け落ち 転落の6人が骨折などのケガ
3年前、加東市の遊園地「東条湖おもちゃ王国」で立体迷路の3階の床板が抜け落ち、転落した6人が骨折などのケガをしました。
消費者庁・調査委員会の報告書では、床を支える梁が雨などの影響で腐っていたことで、床が抜け落ちたと指摘されています。
■点検がおざなりに
捜査関係者によると、通常、年1回は専門業者による点検を受けるよう現場の担当者が支配人に進言していたにも関わらず、2年半にわたり行われていなかったということです。
当時の支配人ら3人が適切な管理を怠ったため、6人にケガを負わせた業務上過失致傷の疑いが強まり、警察は6日、3人を書類送検しました。
3人はいずれも容疑を認めています。
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