判断能力が低下している人の財産を管理する保佐人を務めていた司法書士の男が、担当していた人の預金を横領した疑いで逮捕されました。
業務上横領の疑いで神戸地検に逮捕されたのは、兵庫県司法書士会所属の司法書士、江口春紀容疑者(51)です。
■サポート相手の定期貯金と通常貯金を解約 200万円を私的に使ったか
江口容疑者は判断能力が低下した人のサポート役である「保佐人」として、財産管理などを担当していた1人の定期貯金と通常貯金を、それぞれ5年前と4年前に解約し、およそ200万円を私的に使った、業務上横領の疑いが持たれています。
神戸地検によると、江口容疑者は神戸家庭裁判所姫路支部の選任により、被害者の保佐人を6年前から務めていたということです。
神戸地検は江口容疑者の認否を明らかにしていません。
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