皇后・雅子さまは9日、61歳の誕生日を迎えられました。
誕生日に寄せた文書の冒頭、皇后さまは、元日に起きた能登半島地震の被災地の苦労を「心が締め付けられる思いが致しました」と案じられました。
6月に国賓としてイギリスを公式訪問し、チャールズ国王夫妻から温かいおもてなしを受けたことに感謝の思いを示し、34年ぶりのオックスフォード大学への訪問を「特別な機会になり感慨深いものでした」と振り返られました。
一方、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)のノーベル平和賞受賞にも触れ、「世界の人々がお互いの理解に努め、力を合わせていくことの大切さを改めて感じています」と平和への願いをつづられました。
日本赤十字社に就職した長女の愛子さまについては、「社会人として様々な経験を積みながら、皇族としての務めを果たすべく、努めていってほしい」と母としての思いを記されました。
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